質問コーナー

2019年9月27日 食事会

質問コーナー

〇質問

◇答え

 

〇血の流れと気の流れは違いますか?

◇血の流れは血液の成分に関係があり、糖やコレスルテロールなどの影響を受けるので、薬や漢方薬の力を借りないと、なかなか整えられません。気の流れは、自分で整えることができます。けれども、血にも気がのっているので、気によって少し巡りがよくなることはあります。血は、後天の気、食べ物によって作られているので、食べ物を改善すると、質がよくなります。また、血は、筋肉で巡るので、運動によって血の巡りが改善されていきます。体に良い食生活をし、運動をして筋力をキープし、地道に改善していく事が大切です。

 

〇脳がやり過ぎだと思うと、かなりやり過ぎているというお話が出ていましたが、つい物つくりをやり過ぎてしまします。八分目でやろうと思うのですが、とても難しです。

◇余裕がないとイライラしたりするので、自分にとってちょっと物足りないくらいの80%でやると丁度良いのではないでしょうか。夢中になってやり過ぎたことに気づいたら、脊椎の矯正をするなど、体を動かしてみるのもよいですね。

 

〇スワイショウで手を前にした時に、指をスッと伸ばすように言われましたが、その時、指をつけてやるのでしょうか、広げてやるのでしょうか?

◇やりやすい方で、どちらでも良いです。

 

〇上虚下実の時、丹田に意識をもっていくと、横隔膜のあたりに力が入ります。気が付いて緩めると、重心が下にいき、下半身が落ち着くのですが、いつの間にかまた上がってしまいます。

◇丹田より気が上がるタイプには、気逆といって気が上にいく場合と、気が足りない場合と両方があります。気が上にいくと、足元が不如意になったりします。気功の一番整った形は、中心が丹田なので、円を描いた時に、中心が違うところにあると、本来の自分の在り方とずれてしまうことがあります。自分の気が上がり気味であると意識したら、ちょっと下げることで、地味な変化ではありますが、どっしりするとか落ち着くとか感じられるのではないでしょうか。気が上がる場合は、ちょっと前のめりになったり、おしゃべりになったりするという感じになります。今の自分の気の位置がどこにあるのかを感じながら、上がっていたら下げていくと、全体的にバランスがとれえると思います。丹田を下すと体はきつい。上虚下実は楽な姿勢ではありませんが、足腰が鍛えられ、下が定まり上は楽になるので、体にとっては良い状態だと思います。