医療気功教室 2017年12月 忘年会 №3

 

【一年を振り返っての感想】

  

◇受講生  ◆玉木先生

  

おかげさまで、リフレッシュクラスも開講3年を迎える事が出来た。2名の方が3年表彰され感慨深いものがあった。日々、いろんな事で右往左往するが、気功で素直に抱えているものを捨てれば、無理のない所に落ち着く。気功があれば大丈夫。自分を信じてやっていく。

  

◆リフレッシュで3年表彰の方が出られ、同時に教えている先生としても3年表彰に相当する。また新たに3年熟成しての継続となる。忙しいと自分を忘れてしまいがち、どんな時でもリセットできる場としての、リセットの意味での気功。毎週は通えないが月3回、月2回、月1回全てのパターンがある。昼通えなくても夜と、リフレッシュも皆さんに周知して通って頂けると良い。

  

今年は、体力的、精神的にも老いと向かい合う感じの一年。体力が落ちてきて、どうしていくか。頭で考えている事がストレートに言葉にならない難しさを感じる。きちんと老いと向かい合いながらやっていきたい。自分の中に小鬼の一面がある。気功で小鬼を捨てて、心穏やかに最期の時を迎えられればいい。

 

◆生老病死の老。病は若い方でもある。老いは、止めてしまうと戻すのが大変。老という加速度を自覚し、面倒くさい事も継続する事で、老に対して抵抗を示す事が出来る。ソフトランディングする事で、出来る事の幅が違ってくる。上虚下実の立ち方、暫くやらないとしんどくなる。継続は力なり。老対策としても気功に取り組んで頂く。三線放鬆功で、自分自身を見つめる。心は曼荼羅等で表わす様に多面体。自分ひとりも一種類でなく、いろんな側面を持つ。脳も、猿から進化した脳に蛇等爬虫類脳がハイブリッドし、それに魂がのっている。小鬼(怒り)、猿(欲)、蛇(執着)が分かる事により、個性ではなく肉体を持つ人間誰しもがある面と自分の魂は別にある。肉体の暴走(猿が叫ぶ、蛇が囁く)に振り回されずに本当の自分らしさ、自分オリジナルを味わう。でも、それとも合体しているので、そこをコントールする方法が気でもある。自分の中に臓器と共にいろんなものが内在している。いかにそれを知って、共存してコントールしていくかが気功の側面。三線放鬆功をただ無念無想ではなく、自分を冷静に見たり分析する機会として使って頂けると良い。

  

3か月腰痛でお休みした。低体温になり免疫力が落ちた。家でだけしていた。つまらなくて、猫を飼った。動物は気が紛れ元気になる。自分は、車でいうと中古。いろいろ直しながらやっていかなければいけない。3年表彰で先生と写真を撮る目標が今日実現した。細く長く、ゆっくりとやっていく。

  

目標の3年が経過。何かやろうとした時に支障をきたす事がある。諦めずにその思いを持っていると、違う形で叶ったり、自分がやろうと思った事ではないが、細く続けられたりする事がある。気が分かるから動物との触れ合いも分かる。いろんな気を味わいながら、楽しみながらやって頂けたら。受講生の熱意が中級に繋がった事もある。ちょっとしたご意見で物事が進んだり、無いものから有るものが生まれてくる。中だるみを経て、5年を目標にやって頂ければと思います。