自分をまるごと育てる   記録№11

受講生11

この数年8月末~9月体力が落ち日常生活がやっとの状況。去年は何もできない自分が許せなくて自分を責めていた事に気づいた。今年は動けないという不安が焦りになり、自分の気持ちまで引っ張り落ち込み、自分の事で精一杯になり、言葉が強くなったりして周囲の人に邪気を振りまく。そういう事をしてはいけないということを気づかせてもらった時、三線放鬆功で大自然と一体になり、気が満ちてきたという感覚を味わい、そこから気持ちも元気になってきていい方向になってきた。そういう意味で日常生活の中でダメだとか悪いという自分を気功の中でリセットして三線放鬆功の気持ちよさとか自分がどこまでも広がっていく気持ちよさを味わった時に「生きる方向に向かう」という教科書に載っている言葉を改めて感じさせてもらい、気功っていいな楽しいなと感じた。これからも気功を楽しんでいきたいと思う。

 

◎玉木先生

心と身体は連動していて体が調子悪くなると心も気持ちも引っ張っていってしまう。元気な時の自分がいい自分、病気の時の自分が悪い自分と思っていってしまうと、そこから不幸の始まりになってしまう。元気な時も、悪い時の自分もまるごと受け入れ、そこから始まるととても楽になっていく。自分の病気が受け入れられるということは人の病気も受け入れられることができそこがキャパになっていく。調子の悪い自分を嫌だと思える気持ちはとても大切。苦しい時は自己防衛本能が働き、自分が考えていることが当たり前だと思う様な自分擁護になってしまうが、気功でそこがなくなると冷静に客観的に自分の本当の姿が見え、周りの事も客観的に見える目がついてくる。そういう中で今少し体調が悪いからこういう考えになってしまったけれど、これが自分本来でもないが、自分自身でもあるので、そこを否定してしまうととても苦しくなってしまう。そこを受け入れつつまるごと育てていくというイメージを持っていく。年齢とともに記憶力、筋力は衰えていくが気の成長は年齢を問わず年々磨いていけば成長もするし、進化もする。気功をやり続けていただいたら一年一年違った自分に会えるのではないかと思う。振り返ってみると過去許せなかった自分を今なら許せるように変わってきたりすると思うので、引き続き日常と絡めながら自分の体調を受け入れつつ体調に振り回されないように上手に気をコントロールしていく。気功は気をコントロールするという意味もあるので、ぶれそうな自分をコントロールする術として使っていくと良い。

 

今回で食事会記録は終了です。長い間お付き合いいただき有難うございました。