気を巡らせる    記録№7

受講生7

無理をしたことから五十肩が悪化。急性期なので片手を動かさないように気功を行ったがバランスがとれず、両手でやる以上に力が入ってしまう。両手でできる有難さをつくづく感じた。今日は動きは普通にし、いつものように片腕は広げられないが気を通すことを意識してやった。更年期なのでいつもは気が上に上がってしまうが、気を通す事を意識してやったら全身に気がめぐり温かく、芯から気が巡るとはこういうことかと思った。気を巡らせようと思ってやると呼吸も深くなり酸素もいつもより巡っていた。今慢性期に入ったので動ける範囲の可動域で気を通すことを意識してやっていこうと思う。

 

玉木先生

どこか痛い所があると無理に動かすことができない。だからこそ気を通し気を意識していく。何ともないと気づかないが痛んで初めて有難さが分かる。内臓の浄化の時している様に、臓器は一つ一つ命令しなくても動いてくれている事に感謝する。活動しないで眠っている肺胞があったり、脳もほんの数パーセントしか使っていない等色々な臓器がフルには使われていない。全部が目覚めてくると同じ体ではあるが今より気力が出てきたりする。内臓の浄化ではそれぞれの内臓に意識を持ちながら呼吸法をするが、最近気管支に異常がないのに努力性肺活量が少ない人が増えている。深呼吸をする機会が少なかったり、浅く呼吸することに慣れているといざ吐く時にフーと深く吐けない。細胞は酸素からエネルギーを取り入れているので、体を緩めたところで大きく息を吸ったり吐いたりし、呼吸を整え気を巡らし体が動かない時も気を巡らすといい。